ポケモンガオーレ 娘、神アルセウスに遭遇する ~神アルセウス編~

2019年4月30日

神 アルセウス

“艱難汝を玉にす”

― 旧い西洋の諺 ―

【悠遠】

後遺症…。
とでも表現すれば良いのか。

人は出し尽くした時に、次へのモチベーションを失うものである事は言うまでもない。
特にスポーツなどでは、より顕著であろうか。
決勝戦でやり切ってしまい、次のエンジンがかからない…そんな状態の事である。

松下幸之助曰く…
『人は燃える事が重要だ、燃える為には薪が必要である。薪は悩みであり、悩みが人を成長させる』と。

なるほど、と思う。
悩みが薪になり、その薪が…
自分自身を成長させる原動力になるのか…

悩みがあるという事は、悩みの燃やし方によっては…ものすごいpowerを秘めているという事か。

薪をくべなければならない…

娘とのポケモンガオーレセッションは順調の一途である。今までの苦労が何であったのかという言うぐらい『☆5』が捕まえられた。

手元を見てみる…。
ゴキ○○にしか見えなかったUBフェローチェ。技を仕掛けた後の仕草のおかげで、ようやく他の生物に見えてきた。ディアルガ…Z技は鬼強い。

ミュウツーメガ進化(Y)後の姿が、ドラゴンボールのキャラにいそうな雰囲気が好きである。

コスモッグから育てあげたルナアーラそしてソルガレオ愛着が湧く。あんな小さいものがこんなポケモンに…。頭の上に何かが浮かぶフーディン…ま、まさか、まさかそんなベタな…。

ブラックキュレム…QR読み取り不備にてタカラトミーにて新品に生まれ変わる。仙台からようこそ・ありがとうタカラトミー。ブラックキュレムは福井県の恐竜博物館に展示されていても違和感は無いかも知れない…かっこいいのである。

なぜか先輩トレーナーがプレゼント輩出してくれたサトシゲッコウガ、いつも揺れてて酔いそうになるが、きずなの力がみなぎる演出は娘のお気に入りなので、好きな1枚にしておこう。

ガオーレパスの会員登録を怠っていたので、登録する。

マイページを読んでいく。既にチケットが二枚もらえているようだ。ジガルデコース・ダークライコース。かっこいい…。これはやるしなかい…。

薪が燃える、ぱちぱちとはぜる音がする。

そして最大の薪が…
2月28日が過ぎようとしている…
『かつまたん』のyoutubeを見たいが、アルセウスを直接見るまでは封印しておこう

息子が言う…『アルセウスは神』
技は、さばきのつぶて…つぶてとは小石の事である。小石…演出大丈夫か?小石が武器の演出では心もとない感は否めなかったのであるが…

小石は神話時代から重要な意味を持った武器である。神々が小石を投げて闘う。
本邦においても小石を投げる事は神事に繋がる行事となっていた時代もあったようである。

小石が飛ぶのは神の力。

神はアルセウス
アルセウスは神
創造神であり創造主
早く生で見たい…近所の水路に、どじょうやナマズを捕まえに行くのとは次元が違う。

週末、神を捕まえに行く―

こんなものがボールを投げて捕まえられるとは思えないがそこは感謝の念を忘れてはいけないのであろう。ありがとう任天堂、ありがとうタカラトミー。

娘よ週末は二人で神を捕まえに行くのだよ。

神にタイプは求めない。
ノーマルの神が欲しい。
ガオーレに興味のない息子も『アルセウスだけは別格』だという。3月13日までか…チャンスは数少ない。

恵方巻をちゃんと食べておけばよかった。

いや、今から取れない理由を探してはいけない、取れる理由を探すのが正解であろう。遭遇率をあげるしかない。100円を無駄にするのも神に申し訳ないので☆2のルカリオやゴルーグ辺りを育てながら気合を貯めて遭遇率を増やすしかない。

敗戦の翌日、再度神を求めて参拝する。
今日は時間がある―
神が降臨する。
神の裁きを受ける…その演出は…
まさに雷霆
まさに神
神々しい。なんと神々しいのか。
やはりノーマルが欲しい…
オリジナルの神が欲しい。

今日が無理なら実質次の週末の二日しかチャンスはない。

ダメだ…
神と対話している予感がしない…このハコからは神がでてきそうにない。並んで参拝している人たちも神を捕まえられていなさそうである。

変えよう、幸い同じ敷地の別店舗にもう一つ設置されている。

画面が…スタッフ呼び出し画面だ…おかしい。
なるほど、夕方になり中の小銭を集金して回る時間なのか、一度画面がリセットされていたようである。

ふと…停電後のパチンコは当たりやすい…という都市伝説の類を思い出す。

集金で一旦リセットされた直後も神と遭遇しやすいのかもしれない…勝手な都市伝説を創造する。

娘と憑かれたようにハコの前に立つ。
いつものようにパスを読み込ませ…参拝への手順を踏む。

迎えた三戦目、神…神がお出ましになる
御来光…見えない後光が刺して見えたのは気のせいか…
『パパでた!!!』
『おお!!!』
いや、慌てないでおこう。
パパが慌ててどうする。
数々の激戦を潜り抜けた娘の顔は冷静だ。
そして、顔が戦闘モードだ。神に挑むジャンヌダルク…
パパが取り乱してはいけない。
神に効くというルカリオで神捕りに挑む。

メガ進化チャンス!無難に『だいせいこう』
娘はメガ進化は自分で押すのだが…Z技チャンスルーレットだけはパパを呼ぶ。

何時の頃からか…
『はい、パパ押して』
『お、おう』
『絶対決めてよ』
『お、おう』
おっさんが本気でルーレットの目押しに挑む…
なんてことはない、学生時代にどれだけパルサーで修練したことか。

Z技マークがカエルに見える。無事にZ技目押しに成功した瞬間『はい、変わって!』何事もなかったかの如くバトル続行。パパは目押しの瞬間だけ呼ばれる役目が板についてきた。

気合を貯めようと連打させてほしくても…
『自分でやる、パパはしないで!』
と言われるのに、Z技だけはお呼びがかかるのである。

自分の都合のいい時だけ人を呼ぶ技をどこで覚えたのか…

娘よ…貴女の将来の旦那に対する扱いの画が思い浮かんでしまうぞ…。
娘を貰う未来の旦那よ…私の不行き届きが多少あるかも知れないが宜しく頼む。

アルセウスを倒す…

取れないんだろうなぁ…

半ばあきらめるが、都市伝説が脳裏をよぎる
その時…先輩が…先輩が、先輩が、先輩が…ありがとう先輩トレーナー

帰り路、娘と会話が弾む。
早速神を使ってみたいという。
パパ使いも神使いも荒い奴め…
でも、なぜか嬉しい。

“君は君であればいい”

― マザーテレサ ―